いちい信用金庫に不動産担保ローンはある?
所有不動産を有効活用したいけれど、いちい信用金庫で不動産担保ローンが利用できるか気になっていませんか?
「いちい信用金庫」を見ても、はっきりと「不動産担保ローン」という商品の記載がないため、どうすれば良いか迷いますよね。
不動産を担保にお金を借りたい方の中には、「審査は厳しいのかな?」「どれくらいの金額まで借りられるんだろう?」といった不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
先にお伝えすると、いちい信用金庫には「不動産担保ローン」という名称の専用商品はありません。
しかし、不動産を担保に資金を調達する方法が全くないわけではありません。
いちい信用金庫に不動産担保ローンという商品はあるの?
多くの方が一番知りたいであろう点として、いちい信用金庫には、「不動産担保ローン」という名前の金融商品は、現在掲載されていません。
そのため、所有不動産を担保に自由な目的で利用できる専用ローンは、現時点では提供されていないと考えるのが自然です。
実は、特定の目的のローンの中には、不動産を担保とすることで融資を受けられる商品が存在します。
明記されていなくても相談の価値あり
信用金庫は、地域の中小企業や住民の発展を助けるという大切な役割を担っています。
そのため、定型的な商品だけでなく、個々の事情に合わせて柔軟に対応してくれることがあります。
アパート経営者向け!不動産を担保にする「アパートローン」
いちい信用金庫には、不動産を担保とするローンが全くないわけではありません。
特に、賃貸用のアパートやマンションを経営している、あるいはこれから始めようとしている個人や法人の方であれば、「アパートローン」の利用を検討できます。
このローンは、賃貸用住宅の新築や購入、増改築などの資金を目的としており、その不動産を担保にすることで融資を受ける仕組みです。
ココがポイント
アパートローンの大きな特徴は、融資対象となる不動産そのものを担保に入れる点です。
融資限度額は原則として2億円以内、名古屋市内の物件であれば最大3億円以内と、まとまった資金を調達できる可能性があります。
アパートローンの注意点も知っておこう
アパートローンは魅力的な商品ですが、利用するにはいくつかの注意点があります。
まず、このローンはあくまで賃貸経営のための資金を目的としているため、それ以外の個人的な用途には使えません。
ココに注意
金利や融資条件は、経済情勢の変化などによって見直されることがあります。
ここに記載している情報はあくまで調査時点のものですので、実際に検討する際には、必ずいちい信用金庫で最新の情報を確認するようにしてください。
アパートローンが合わない…そんな時はどうすればいい?
アパートローンは賃貸経営というはっきりとした目的がある方向けのローンです。
「個人の事情でまとまったお金が必要」「事業の運転資金として使いたい」といった、アパート経営以外の目的で不動産を担保にお金を借りたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
まずはいちい信用金庫の窓口で直接相談してみるのが一番です。
銀行や信用金庫のローンは、金利が低いというメリットがある一方で、審査に時間がかかったり、審査基準が厳しかったりすることがあります。
「とにかく急いで資金が必要」「銀行の審査に通るか不安」という場合には、ノンバンクの不動産担保ローンに目を向けてみるのも一つの手です。
ノンバンクは、銀行や信用金庫とは異なる独自の審査基準を持っているため、より柔軟な対応が期待できます。金利は少し高くなる傾向にありますが、その分、資金調達までのスピードが速いのが大きな魅力です。
担保なしでお金を借りたい!そんな時に知っておきたいこと
不動産という確かな担保があれば、高額な融資を受けやすいのは事実です。
しかし、「そもそも担保にできる不動産を持っていない」「不動産を担保に入れるのは少し抵抗がある」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時に頼りになるのが、担保や保証人が不要な「無担保ローン」です。
無担保ローンは、個人の信用力に基づいて融資が行われるため、審査がスピーディーなのが最大のメリットです。
もっと詳しく
無担保ローンと一言で言っても、その種類は様々です。
一般的に、融資限度額は不動産担保ローンに比べて低めですが、中には500万円以上のまとまった資金を借りられる商品もあります。
自分に合った資金調達の方法を見つけるために
ここまで、いちい信用金庫で不動産を活用して資金を調達する方法について、様々な角度から見てきました。
「不動産担保ローン」という名前の商品はありませんが、アパートローンを利用したり、窓口で直接相談したりすることで、道が開ける可能性があることがお分かりいただけたかと思います。
いちい信用金庫のような地域に根差した金融機関は、あなたの良き相談相手になってくれるはずです。
一方で、スピードや審査の柔軟性を求めるのであれば、ノンバンクの不動産担保ローンも有力な方法となります。
それぞれのメリット・デメリットをよく理解した上で、ご自身にとって最適な一歩を踏み出してください。