名古屋銀行の不動産担保ローンはどんな内容?
不動産を担保にお金を借りたいけれど、「名古屋銀行」の不動産担保ローンはどんな内容なんだろう?
審査は厳しいのかな?
金利はどのくらいなんだろう?
そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
所有している不動産を有効活用して、まとまった資金を準備したいと考えている個人の方や経営者の方にとって、不動産担保ローンは心強い味方になります。
名古屋銀行の「ビッグフリーローン」は、そんなニーズに応えるための商品です。
あなたが名古屋銀行の不動産担保ローンを利用すべきかどうかの判断材料がきっと見つかります。
名古屋銀行の不動産担保ローン「ビッグフリーローン」の魅力とは?
名古屋銀行が提供している不動産担保ローン「ビッグフリーローン」は、まとまった資金が必要な時に頼りになるローンです。
あなたが所有しているマンションや戸建て、土地などを担保にすることで、大きなお金を借りることができます。
事業性資金を除けば使い道は自由!
ビッグフリーローンの大きな特徴は、事業性資金を除いて使い道が自由であることです。
例えば、お子様の教育資金や、家のリフォーム費用、新しい車への買い替えなど、様々な場面で必要となるまとまったお金に利用できます。
他社からの借り換えにも対応しているため、複数のローンを一本化したい方にも適しています。
ただし、事業に関する資金には利用できないため、その点は注意が必要です。
事業資金が必要な場合は、別の商品を検討する必要があります。
どれくらいの金額を借りられる?融資金額と期間、金利について
不動産担保ローンを利用する上で、最も気になるのが融資金額、期間、そして金利ではないでしょうか。
名古屋銀行のビッグフリーローンは、これらの点においても魅力的な条件を備えています。
最大2億円まで!ゆとりのある返済計画を
融資金額は300万円から最大で2億円までと、非常に幅広く設定されています。
これにより、小規模なリフォームから大規模な資金調達まで、様々なニーズに対応することが可能です。
また、返済期間は最長で35年と長期にわたる設定が可能なため、月々の返済負担を抑えながら、ゆとりのある返済計画を立てることができます。
据置期間も最長1年まで設定できるため、返済開始までに余裕を持たせることも可能です。
金利については、変動金利型と固定金利選択型から選ぶことができます。
変動金利型は、市場の金利動向によって利率が変動するタイプで、金利が低い時期には返済額を抑えられるメリットがあります。
一方、固定金利選択型は、2年・3年・5年・10年から特約期間を選べ、その期間中は金利が固定されます。
将来の金利上昇リスクを避けたい方に適しています。
ご自身の資金計画や金利の将来の見通しに合わせて、最適な金利タイプを選択することが大切です。
金利や限度額などの詳細は変更となる場合があるため、必ず名古屋銀行の公式Webで最新の情報を確認するようにしてください。
申し込みの条件は?担保や保証人はどうなるの?
不動産担保ローンを利用するにあたり、申し込みの条件や担保、保証人について不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
名古屋銀行のビッグフリーローンにおけるこれらの点について、詳しくお伝えします。
ビッグフリーローンに申し込めるのは、名古屋銀行の営業区域内にお住まいか、勤務先がある個人の方です。
東京支店は対象外となっているため、注意が必要です。
年齢は、申し込み時に満18歳以上で、完済時に満80歳未満であることが条件となります。
団体信用生命保険に加入する場合は、申し込み時の年齢が満70歳未満となります。
- 給与所得者の方は、同一企業へ2年以上勤務していること
- 事業所得者の方は、同一事業を3年以上経営していること
- 前年の税込年収が300万円以上であること
どんな不動産が担保になるの?
担保となる不動産は、原則としてご自身またはご家族が所有し、居住している建物とその敷地です。
マンションや戸建てなどが対象となります。
所有している不動産を担保にすることで、大きな資金を借り入れることが可能になります。
ココがポイント
ご自身の不動産だけでなく、ご家族が所有する不動産も担保にできる場合があるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
保証人については、原則として法定相続人1名以上の方が連帯保証人となる必要があります。
また、収入を合算する方や、不動産の共有者、担保提供者の方も連帯保証人となります。
保証人が必要となる点は、事前に理解しておくべき重要な点です。
保証会社は株式会社名古屋カードまたは中日本総合信用株式会社となります。
手数料や保証料はどのくらいかかる?
不動産担保ローンを利用する際には、手数料や保証料がどのくらいかかるのかも気になるところです。
名古屋銀行のビッグフリーローンでは、取扱手数料として保証料一括払い型の場合は55,000円、保証料毎月払い型の場合は66,000円がかかります。
保証料の支払い方法は、一括払方式と毎月払方式の2種類から選べます。
一括払方式は、借入時に保証会社へ融資期間分の保証料を一括で前払いする方式です。
例えば、借入金額1,000万円、借入期間35年、元利均等返済の場合、保証料は約385,360円となります。
毎月払方式は、金利に年0.30%が上乗せされる形で毎月支払う方式です。
当初の負担を軽くしたい方には毎月払方式が適していますが、トータルでは一括払方式の方がお得になる場合が多いです。
もっと詳しく
繰上返済をする場合にも手数料がかかります。
一部繰上返済(期間短縮型)は、変動金利型利用中で5,500円、固定金利選択型利用中で16,500円です。
全額繰上返済の場合は55,000円となります。
返済計画を立てる際には、これらの手数料も考慮に入れておくと良いでしょう。
スピーディーな融資を求めるならノンバンクという選択肢も
銀行の審査には時間がかかる場合があり、「もっと早く資金が必要なのに…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
もし、あなたが審査のスピードを重視するなら、ノンバンクの不動産担保ローンを検討してみるのも一つの方法です。
ノンバンクは銀行に比べて審査が柔軟で、スピーディーな融資が期待できる場合があります。
特に、事業資金の調達など、急な資金ニーズに対応したい場合には、ノンバンクの不動産担保ローンが力を発揮するでしょう。
銀行で審査が通らなかった方でも、ノンバンクなら借りられる可能性があります。
また、担保となる不動産をお持ちでない方でも、お金を借りる方法はあります。
担保や保証人が不要な無担保ローンなら、審査が早く、最短で即日融資が可能な場合もあります。
最大で800万円まで借り入れが可能なところもあり、まとまった資金が必要な場合にも頼りになります。
ココに注意
金利や限度額などの情報は、将来変更される可能性があります。
お申し込みを検討される際には、必ず名古屋銀行の公式Webで最新の情報を確認するようにしてください。
また、お申し込みに際しては所定の審査があり、審査の結果ご希望に添えない場合もあります。
詳しくは名古屋銀行の窓口に相談してみてください。